
先日お知らせに記載されていた「SBISL不動産バイヤーズローンファンド」の遅延金額は\1,334,400,000円となりました。遅延は16号から22号まで計7案件です。貸付先が同じなのかはわかりませんが、少なくとも2社以上あると思われます。
不動産担保があるため、あり程度の元本は還ってくると思われますが、たとえ元本が全額償還されても利回りは大きく下回ることになる。なにより、遅延が発生している状況では貸付金額は運用できていないのと同じ状態です。
SBISLは過去に個人向けの貸付がデフォルトをおこしたため、個人向けの貸付は非常にリスクが高く、現在企業向けの案件しかありません(カンボジアのファンドはこじんむけかもしれませんが・・・)。そこで、過去に起こしたデフォルトを確認してみると未だに遅延状態で運用が続いている案件があることがわかり非常に驚きました。